2019.9.27
「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言を提出
全農物流株式会社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の主旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け、自主行動宣言を9月27日に提出しました。
「ホワイト物流」推進運動について
「ホワイト物流」推進運動とは、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業運動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的として取り組む運動です。トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化を通じ、女性や60代以上の運転者が働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現を目指します。
国土交通省・経済産業省・農林水産省から2019年4月、証券取引会社の上場企業、各都道府県の主要企業
約6,300社に対し「ホワイト物流」推進運動への参加を要請する文書が送付されています。
全農物流 自主行動宣言の内容
取組項目 | 取組内容 |
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①物流の改善提案と協力 | 取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。 |
②パレット等の活用 | パレット等を活用し、荷役時間の削減等による物流合理化に取り組みます。 |
③運転以外の作業部分の分離 | 物流事業者から運転業務と運転以外の附帯作業の分離について相談があった場合は、真摯に協議に応じます。 |
④発注量の平準化 | 荷待ち時間を短縮するとともに、運行効率を向上させるため、月波動などの繁閑差の平準化に取り組みます。 |
⑤荷役作業時の安全対策 | 荷役作業を行う場合には、労働災害の発生を防止するため、安全な作業手順の明示、安全通路の確保、足場の設置等の対策に努めます。 |
※参考
「ホワイト物流」推進運動ポータルサイト(https://white-logistics-movement.jp/)