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ニュースリリース

2020.4.29

国交省「食品物流効率化実証事業」に当社事業が選定

 安定的な食品流通の確保を目的に国土交通省が公募していた、幹線輸送・集荷配送の効率化等に向けた実証事業選定において、当社「農産物輸送のパレット化による手荷役作業時間の削減事業」が選定されました。(他5事業選定)

 この取り組みは、農産物輸送にけるトラックドライバーによる段ボール箱のバラ積み降ろし作業が大きな負担となっていること受け、パレット活用による機械荷役化を図り、積み降ろし作業時間の短縮と運転手の作業負担軽減を図るものです。また、現状輸送業者で雑パレットを用意し一部パレット輸送を行っていますが、納品先市場でのパレット等枚交換による補填の不履行や産地での雑パレット不足によりパレット管理に労力を要しているため、レンタルパレットの活用により、回収・補填等にかかる管理時間・費用の削減を図ることを目的としています。

<イメージ図>

 実証実験の成果として、手積みでは120分掛かる予測に対し、30分で積込作業が終了することができ、荷卸現場では乗務員が等級毎に仕分け作業を行なう場合がありますが、その作業を含めても1市場30分程度で退場出来ることが確認できました。

 しかし課題として、パレットから段ボールがはみ出るなど、当初想定数量の積込ができなかったこと等ありましたが、今後も実証実験をおこなって行く中で生産者の想いが込められた農産物を安定的に輸送できる体制を構築していきます。